カンジダ腔炎は、外陰部の強いかゆみとヨーグルト状の白いおりものがみられるのが特徴です。外陰部や腔の常在菌・カンジダアルビカンスという真菌(カビの一種)が増殖して炎症を起こします。性交渉で感染することもありますが、ほとんどは過労やホルモンバランスが乱れたときや病気などで抵抗力が落ちているときに発症しやすくなります。抗カンジダ剤を腔内に挿入し、外陰部にも抗カンジダ剤の軟膏を塗ることで五〜七日程度で症状は軽くなります。軟膏は最低一〇日間は継続することが必要です。ただし、いったん治っても再発することが多く、完治の難しい病気といえます。カンジダ腔炎の処方。ティートリーはあらゆる感染症に威力を発揮し、婦人科領域でもとても有用な精油です。強力な殺菌作用、抗真菌作用のあるテルピネン4‐オールに富み、カンジダ菌の増殖を抑えながら、菌に対抗する免疫力を増強します。同じく殺菌作用、抗真菌作用のあるゼラニウム、タイムリナロールを加えると、強力な殺菌作用が期待できます。人によって治癒までの時間は異なりますが、抗カンジダ剤で効果がなかったケースでも、アロマセラピーで撃退できたという例はしばしばみられます。レシピ・ティートリー五〇滴を五乱のエタノールの精製水(またはローション)で希釈し、一日二回腔の洗浄を行います。それでも改善しない場合は、ゼラニウム三〇滴、タイムリナロール三〇滴、ティートリーを三〇滴を五乱のエタノール十四五回の精製水(またはローション)で希釈し、一日二回腔洗浄を行います。
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