高速道路を走行中、前方で事故が起きたら、あなたのクルマは事故現場に秒速28mで近づいていってしまう。ブレーキをかけても間に合わないかもしれないし、間に合ったとしても、今度は後続車に追突されるかもしれない。回避行動がむずかしい高速道路では、いったんことが起こったら一般道以上に巻き添えを食う可能性が高いし、被害も大きくなることが多い。だからこそ、高速道路では事故を起こしそうなクルマや、他車に事故を起こさせるようなクルマからは極力離れて走ることが重要だ。あやしい動きをしているクルマはさっさと抜くなり行かせるなりして、1秒でも早く離れる。それには自分の前はもちろん、後方の状況をつねに把握しておかしな動きをするクルマに早く気づかなければならない。私は高速道路に入ると、前と後ろにどんなクルマがいるのか、そして、それが何をしようとしているのかを神経質なぐらいこまめにチェックしている。ルームミラーをのべつのぞいて、後ろにどんなクルマが来ているか見る。乗用車ならいいが、大型トラックが来たらできるかぎり逃げる。突如、渋滞の最後尾に出くわしたとき、自分は止まれてもトラックのブレーキが遅れたらひとたまりもない。追い越し車線で急速に接近してくる大型トラックがいたら、さっさと道を空けるか一気に引き離す。大型トラックは、いったんスピードに乗ると、曲がれないうえに止まれないし、巨大な運動エネルギーを抱える危険のカタマリだ。
[参考]
東京の自動車教習所コヤマドライビングスクール秋津校