似合うネクタイの選び方

2011.07.23

よく「ネクタイが似合ってるなあ」と言うことがあります。また、実際にロに出さなくても、心のなかでそう思うことはあるでしょう。では、ネクタイが似合うとはいったい何でしょう。もちろんいくつかの要素が複雑にからみ合って生じている現象だと思います。でも、そのなかでももっとも大切な、基本的なことを言いましょう。実は卜−ン(色調)がいちばん重要な決め手なのです。もっと分かりやすく言えば、色の濃度。色合いより、柄より、ブランドより、まず最初に、色の濃度が大切なのです。大きく分けて、三つの濃度があります。淡色(ライト・トーン)、中間色(ミディアム・トーン)、濃色(ターク・トーン)。つまり「淡」「中」「濃」です。そして言うまでもなくスーツにも大別して「淡」「中」「濃」があるでしょう。一般に「淡」と「淡」、「中」と「中」、「濃」と「濃」とを合わせるのは、たいへん難しい。というよりもおしやれ効果がこの上なく薄くなります。具体的な一例としてブルーのスーツを考えてみましょう。ライト・ブルーのスーツに「淡」のネクタイを締めてはいけないのです。逆に「中」なら良、「濃」なら最良となります。逆にダーク・スーツであれば、もうお分かりのように、「濃」のネクタイは注意深く避けることです。色や柄がどうであれ、必ず「中」や「淡」のネクタイを合わせる。たったこれだけのことに気をつけるだけで、「ネクタイが似合ってるなあ」と思わせる効果大でしょう。トーンの重要性に較べれば、色や柄は二の次、三の次です。この濃度のテクニックを心得た上で、色や柄へと進めば、さらにネクタイ効果が高まることは言うまでもありません。

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